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major groove

大溝
名詞
複数形: major grooves

major grooveは、DNAの二重らせん構造において、二本の糖・リン酸骨格の間にある幅の広い隙間を指します。この構造的な特徴により、特定のタンパク質がDNAの塩基配列を直接認識し、結合することが可能になります。

生物学的機能と重要性

major grooveは、遺伝子発現の制御において極めて重要な役割を果たしています。転写因子などのタンパク質は、この広い溝を通じて塩基対のパターンを読み取り、特定の標的配列を識別します。対照的に、minor groove(小溝)は幅が狭いため、タンパク質による配列認識の効率が低く、主に構造的な安定化や異なる種類のタンパク質結合に関与しています。

構造的な特徴と識別

DNAのらせんがねじれることで、二つの溝の幅に差が生じます。major grooveは、塩基対の端が外部に露出しているため、化学的な情報が豊富に得られる場所です。これにより、細胞はどの遺伝子をいつ活性化させるかを正確に判断できます。研究や分析においては、この溝への結合能が、特定のタンパク質がどの遺伝子を制御しているかを特定する鍵となります。

意味

名詞大溝

DNA分子の二重らせん構造にある二つのらせん状の隙間のうち、幅が広い方。タンパク質が塩基対の端にアクセスすることを可能にし、配列認識を助ける

関連語

最終更新日: May 2026誤りを報告する